西郷どんのキャストで月照を演じるのは誰？西郷隆盛との関係性は？
2018年大河ドラマ「西郷どん」がスタートしました。
次々と追加キャストが発表されています。
今回は追加キャストの一人「月照」について紹介したいと思います。
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月照とは？
引用：https://ja.wikipedia.org
1813年、大坂の町医者・玉井宗江の長男として誕生。
（西郷隆盛よりも15歳年上。）
1827年、叔父の蔵海の伝手を頼って京都の清水寺成就院で出家。
1835年に成就院の住職に。
引用：https://kanko.city.kyoto.lg.jp
清水寺成就院
住所：京都市東山区清水1丁目294
では西郷隆盛とはいつ出会い、どんな関係性だったのでしょうか？
関係性は？
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出会い
月照と西郷がいつ頃出会ったのかは明らかになっていません。
しかし、成就院は薩摩藩と深い結びつきがありました。
月照が親しくしていた近衛家・近衛忠煕。
近衛忠煕は第10代薩摩藩主・島津斉興の娘・郁姫を正室に迎えています。
島津家とは親しい間柄にあった証拠ですね。
そのため、西郷が薩摩藩の使いとして京都を訪れた際に、月照と出会ったと考えられています。
また、この頃、第11代薩摩藩主・島津斉彬は、将軍継嗣問題で一橋慶喜を擁護し、安政の大獄を推し進める井伊直弼と対立していました。
近衛忠煕もまた公武一体を目指して活動していました。
島津斉彬の死
斉彬の死が二人の関係を大きく動かします。
斉彬の死後、力を持ち出したのは対立していた大老・井伊直弼でした。
そのため、徳川家定の将軍継嗣問題で一橋派だった「月照」は大老の井伊直弼から危険人物と見なされ追われることに。
その時、月照が辿りついたのが「薩摩」でした。
おそらく、西郷隆盛を頼ってきたのでしょう。
しかし西郷隆盛は助けることができず・・・
月照は「日向送り」になってしまいます。
（「日向送り」とは隣国の日向国との国境を越えたところで殺すことを意味します。）
心中未遂？
1858年11月16日の明け方に錦江湾（＝鹿児島湾）を進む一艘の舟から二人の男が海へと身を投げました。
一人は薩摩藩士・西郷隆盛。もう一人は僧・月照です。
この心中で「月照」は死んでしまうのですが、西郷隆盛は生き残ることになりました。
二人の関係性
心中までしたということは西郷隆盛と月照は親密な関係だったと考えられます。
今もそのことを表す石碑が清水寺・北総門に残っています。
（西郷が月照の17回忌に詠んだ漢詩を刻した石碑。）
相約して淵に投ず後先無し
豈図らんや波上再生の縁
頭を回らせば十有余年の夢
空しく幽明を隔てて墓前に哭す
「互いに約束して海に身を投げたのは二人同時だった。思いもかけないことに自分だけが息を吹き返してしまった。思いを巡らせると（月照が死んでから）この十数年のことが夢のようだ。今はむなしくこの世とあの世に隔てられてしまい墓の前に慟哭するだけなのだ……」といった意味です。
やはり親密な関係だったみたいですね。
では、今回大河ドラマ「西郷どん」で月照を演じるのは一体誰なのでしょうか？
月照役は？
引用：https://t.pia.jp
歌舞伎俳優の尾上菊之助さんです。
可憐な美貌と清潔な色気で女方も二枚目も魅力的に演じています。
代表作としては「わが心の歌舞伎座」が有名です。
まとめ
大河ドラマ「西郷どん」のキャスト・月照について書いてみましたがいかがだったでしょうか？
今回の記事をまとめると
・月照は成就院の住職。
・月照と西郷隆盛は親密な関係だった。
・月照役は尾上菊之助さん。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
→西郷どんのキャストの錦戸亮はいつから登場？西郷従道とはどんな人物？
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