万引き家族に原作小説はある?題材やモデルは何?
2018年5月19日に開催された第71回カンヌ国際映画祭で日本人の監督が快挙を達成しました。
『万引き家族』で最高賞パルムドールを受賞。
やってくれましたね、是枝監督!!
さすがですね。
今回は、映画『万引き家族』に原作やモデル、題材があるのか深堀したいと思います。
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『万引き家族』の作品情報
『原題』 万引き家族
『劇場公開日』 2018年6月8日
『製作年』 2018年
『製作国』 日本
『配給』 ギャガ
『監督』 是枝裕和
あらすじ
東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。
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原作小説はある?
カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した作品。
やはり『原作小説』は気になりますよね。
しかし、残念ながら『原作小説』はなさそうです!!
万引き家族が話題になってるからどんな話なのか調べようと思ったら、原作がない、6月に公開予定の映画なのね。
— よっし→/Yossy.S (@StylishEmperor) May 20, 2018
ボウズが「万引き家族」のCMを見て「これ、面白そうやな。けど、映画で見るよりも本で読みたい。本、出てないか調べてみて:」と。
そのキモチ、すごくよく分かる。
‥けど、原作になった本とかは無いみたいですね。— テン (@tenten666) May 20, 2018
『追記』
2018年5月28日に映画『万引き家族』の小説が発売されます。
なんと、この小説には映画では語り尽くせなかった人物の背景や感情が描かれているみたいです!!
こちらから小説を見ることができます。
↓↓↓↓
『原作小説』について調べていると気になることがありました。
それは、1968年に公開された『白昼堂々』を思い出したという意見が多い。
映画『白昼堂々』とは?
結城昌治原作、野村芳太郎監督の作品です!!
また、主演が渥美清、藤岡琢也が出演しています。
この作品は家族の話はあまり描かれていないのですが、『万引き』や『泥棒』などが描かれているため連想した人が多かったみたい。
また、映画『白昼堂々』の万引き集団は、映画『万引き家族』に似ているような気がしますね。
では、映画『万引き家族』にモデルや題材になった話はあるのでしょうか?
題材やモデルは何?
おそらく、題材やモデルは是枝監督の実体験や今の社会の現状ではないでしょうか!!
実は、映画『万引き家族』にはこんな思いが込められていました!!
10年くらい自分なりに考えてきたこと全部、この作品に込めようと、そんな覚悟で臨みました。
これは是枝監督のコメントです。
是枝監督自身も10年間の間にいろんな経験をされました。
2016年には母親が死去。
そして、娘の誕生。
『家族』にも大きな変化がありましたね。
そのため、今回の映画『万引き家族』でも家族が題材になったのかもしれないですね。
また、モデルになったと言われているのが・・・
数年前に起こった年金詐欺事件!!
2010年、足立区で111歳とされていた男性が白骨化して発見され、実は30年以上前に死亡していたことが発覚。死亡届を出さずに年金をもらい続けていたとして、家族は後に詐欺で逮捕されるという事件が起こりました。
その事件をきっかけに全国で相次いで類似の事件が発覚しましたね。
どうやら、この事件がきっかけになり、『社会から排斥される存在』を描こうと決めたみたいです!!
もしかしたら、映画『万引き家族』で描かれる家族が映画だけの話ではないというメッセージが込められているのかもしれないですね。
映画はまだ公開されていませんが、この作品からは日本の現実を感じとることができるかもしれません。
公開が非常に楽しみです!!
まとめ
映画『万引き家族』には原作小説はなさそうです。
しかし、題材やモデルはあるかもしれないです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
→万引き家族に出演する子役のじゅり役は誰?アマゾンのCMに出演している?
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